こんにちは、まぺろにです。
映像制作会社でデザイナーをしています。
自分は過去にマンガ、イラストの専門学校に通っていました。
今回はその時の経験を交えて、イラストや漫画の専門学校に行けば絵はうまくなるのか?絵の専門学校ってどんな感じ?というテーマでブログを書きます。
前半は自分の専門学校へ行く経緯、後半は専門学校で絵はうまくなる?という事についてです。これからイラスト系の専門学校に通ってみたいな~と思っている方の参考になれば幸いです!
結論から先に書くと、絵は上達します!多分、自分の絵が下手だと思っていても強制的に上達していってしまいます。
そこも後ほど解説します。
一年遅れでマンガの専門学校に行きました
ちょっと自分が専門学校へ行った経緯を書きますが、興味ない人は飛ばしてもらって次の項目から読んでください。
自分は高校卒業後、一年期間が空いてから専門学校に行きました。
何故一年の期間が空いたかというと、高校卒業後に自分のやりたいことがよくわからず、その時はバンドをやっていたのもあって
自分は音楽の道に進むべきなのか?
イラストが描きたいのか?
う~ん…
といった事をウダウダと悩んでいました。
数か月ニートをしたのち、フリーターになり。工場で通販商品の梱包や出荷作業をしていました。ちなみにこの一年期間が空いたことにより、後々の専門学校での出会いがとても良いものになりました。
イラストの専門学校に行こう!と決めたきっかけは、高校時代にイラストを描いていた仲の良かった友達S君が、イラストの専門学校に入学したことを知ってからでした。
なんかS君もイラストの専門学校行ってるみたいだし
同じところに行けないか親に頼んでみようかな
とりあえず体験入学行ってみよう
と、なんともゆるゆる甘々な考え方ですが、当時の自分は一生懸命考えて
出した進路でした。
ちなみに、当時の自分の絵はそれはそれは初心者の初心者でした↓
多分、当時みていたアニメに桜がよく出てきてたので、桜の下の少女はかっこいい!的なことを思っていたんです。
罫線バリバリ無視してノートに描いているあたり初心者感ありますね。
話それましたが、そんなこんなで体験入学に行きました。
八王子とか蒲田にある総合的な専門学校です。
体験入学の際に教員の人も親切で、なおかつ
ここにいる人全員絵を描く人なのか!
といった衝撃のようなものがありました。
そうなんです、ここが専門学校の素晴らしく良いところなんです。
周りにいる人たちが同じ夢や趣味を持った人たちで、みんなライバルでみんな友達のような不思議な感覚なんです。
専門学校で絵はうまくなるのか?
本題の部分に触れていきます。冒頭に結論を書いた通り、専門学校で絵はうまくなります。
課題をこなしたりしていく過程で自然と絵を描くことが習慣になるからです。
ただし!
伸びしろは個人差があります。これは言うまでも無くですけど、入って数か月でプロデビューしちゃった人も何人かいましたし、反対に専門学校の課題についていけず途中でやめてしまった人も何人もいました。
なので、絵がうまくなる伸びしろの部分は人それぞれモチベーションや日々の積み上げによります。
自分がどれぐらい上手くなるのかは
入ってみないとわからないってことか
そうなりますね
授業は具体的にどんなことするの?
ズバリ自分の体験したことなどを踏まえて書いていきますが、別のイラストの学校に行った友達の話なども聞いている限り、大体同じことをしています。
専門学校の授業
・課題の作成提出
・デッサンやクロッキーなど
・ペイントソフトの使い方などを学ぶ
・プロの人の添削を受けられる
・他の人の作品を見ることができる
・スケジュールを立ててもらえる
こんな感じです。
課題の作成提出をしつつ、基礎的な部分をデッサンなどで学んでいきます。そして、作成物にその都度で意見をもらえます。
課題はその時によって違いますが、漫画を1話仕上げる、イラストを一枚完成させるなどです。
でも、アドバイス貰える以外は学校行ってなくてもできそうじゃないかしら
と思っていました、僕も…
スケジュールを立ててもらえるメリット
そうなんです、専門学校では「スケジュールを立ててもらえる」んです。
どういうことや…
そもそも自分で習慣的に作品を作って、発信して、基礎練習もこなして、自分で反省点を見つけられる人は専門学校に行かなくても、たぶん仕事としてやっていけます。
しかし!人間ですものダラケてしまったりするんです。ゲームしたりテレビを見たり、今日は眠いから明日やろうというのを何か月も繰り返すんです(まぺろに実証済み
あー思い当たるふしが…
専門学校といえど成績もあるので、期限とか守らないと留年してしまう人もいるみたいです(実際にいた)
なので、学校の課題は提出しないといけないため、いやでも期限を守るようになります。
(というか講師の人たちが何回もつついてくるので出さざるを得ない)
そんなわけで、学校の課題をいつまでに提出するようにと何度も言われる→提出期限までに課題をこなす=絵を描くことが自分の日課になっていきます。
実際に自分もこれがきっかけで、絵を描く習慣ができました。
周りに同じ趣味の仲間がたくさん
そして、個人的にはどの専門学校でもこれが一番のメリットなんじゃないかと思っている「周りに共通の趣味を持った仲間がたくさん」です。
これはホントーーーにメリットなんです!
もちろん学校なんて行かなくてもTwitterなどのSNSで、世界の上手い人たちと交流していくこともできますし、そっちの方が合っている人もいると思います。
ただ、同じ空間で何十人という絵を描く人たちが集まって、イラストを描いて、休み時間は好きな作品の事でもりあがるというのは、すごく楽しいんです。
高校の学年全部が同じ目標や夢を持った人で集まるみたいな感じですかね
そりゃすげーズラ
この楽しいという感覚が自分のモチベーションを上げてくれて、上がったモチベーションは自分のスキルを上達させてくれます。
専門学校でできた友達は卒業してからも絵の事を話していったり、悩みの相談なんかもできます。
自分も今映像制作会社のデザイナーをしていますが、もし専門学校で気の合う友人たちと出会っていなかったら、今の仕事についていたか分からないです。
もしかしたら「専門で学んだけど自分には合ってなさそうだからやめておこう」といった未来にもなっていたかもしれません。
(それも一つの選択肢ですけど)
このブログを見ている方で、もし専門に入ってみたいなーと思っている方は、一人でもいいので気の許せる友達を作っておくことをお勧めします。
結局、絵の上達につながる事とは
上に書いたように、専門学校で絵の上達につながることは
絵の上達につながること
・課題の作成と講師の人からのアドバイス
・スケジュールを立ててもらえる
・周りの人と切磋琢磨できる環境
大まかにはこの3点です。
すぐにプロになったり、圧倒的スピードで絵の上達をした人はプラスアルファで家では勿論の事、課題のイラスト以外にも出版社への持ち込み用のマンガやイラストを描いたりしていました。
やっぱり作業量が多い人は当り前のように上達スピードも段違いなんですよね~
ちなみに、まぺろにの成長記録
入学当初の絵と、卒業間近くらいの絵を比較
さっきも載せたけど
うーむ(´-ω-`)
初心者あるあるで、線のストロークが短いです。 この時は色も塗れなかったので、白黒です。
それでこちらが卒業間近
多少成長してますね!
色塗りも専門に入ってから覚えました。
背景の描き方も覚えて、これは自分の中でちょっと上手くいったな!と思えた一枚でした。
今見ると突っ込みどころ満載ですが(;^ω^)
専門学校に入ってイラスト・マンガの仕事に就ける?
全員がつけるかと言われればそれはNOです。
先にも書いたように、在学中にプロの漫画家になったり、ゲーム会社アニメ会社に就職が決まる人もいますが、逆に専門学校に通ってみて自分には合っていなかったと別の道に行く人もいます
新卒で就職する際は、技術的に不十分でも人柄やポテンシャルで採用されますので、まずは気になった企業に応募してみるのが良いと思います。
マンガ家やイラストレーターとして個人で稼いでいきたいという場合は、在学中から出版社に持ち込みや、SNSを使って自身で仕事の募集をしていくと良いと思います。
学校に入るのが目標じゃなくて
イラストや漫画を仕事にするのが目標だもんな~
まあ学校楽しむのも良いけどね
ちなみに、まぺろには卒業後一度コスメ販売員になってから、映像会社に転職してます。
その時の記事↓
まとめ
専門学校で絵はうまくなるのか?という問いには、上手くなります!と答えられるけれど、そこから仕事に繋がっていくのかと言われれば「人による」と答える形になります。
何度も言いますが専門学校でできた同じ趣味を持つ仲間は、卒業した後も自分のモチベを上げてくれる存在になりますし、人生での悩みとかも相談できるようになると思います。
専門に言ったら友人作れという事か
プラスになることが多いので
その方が良いですよー
それでは最後まで読んでいただき有難うございました!
・絵が上達したい
・専門学校で上手くなるの?