デザイン未経験の元・販売員がデザイナーへ転職した時に行ったこと

こんにちは、まぺろにです。

現在の仕事は映像制作会社でデザイナーをしてます。業界歴は6年ほどになります。

主な業務は絵コンテ・デザイン、ロゴ作成などをしています。
しかし、前職は全く違うジャンルの販売員をしていました。

今回は異業種の販売員からデザイナーに転職した時に行ったことを書いていきます。

今だったら、こんなの当り前じゃん…って思うところも、当時の自分は全く分からなかったので。「デザイナーに転職してみたいけど、何からすれば良いのかわからない」と思ってる方の参考になれば幸いです。



この記事はこういった人向け
・デザイナーに転職してみたい
・異業種への転職で悩んでいる
・スキルが低くてもデザイナーになれるのか悩んでいる


具体的な記事の流れを書くと

記事の概要
・何のデザインをやりたいのか考えて書き出してみる
・ポートフォリオ、作品集を作っていく
・働きたいデザインの求人をピックアップし応募


おおよそ、この3点です。

自分は販売員→デザイナーという立場で転職しましたが、その他の職業でも大体は同じだと思いますので、参考にしてみてください。


また、スキルや知識が乏しくても、転職はできます。現に自分がそうでした。

過去の自分
漫画やイラストを描いていたけど、デザインの知識なし。
PhotoshopなどのAdobe製品が使えないなど。


何のデザインをやりたいのか考えてみる

転職したいという時点で、決まっていそうですが、
一度、方向性や目標立てを、改めて明確にした方がいいです。



この時自分が行ったこと
・転職サイトで「イラスト、地域」などで検索
・出てきたデザインのジャンルをノートに書いていく
・自分のやりたい事と照らし合わせる


PCのメモでもいいですが、僕はノートに自分のやりたいこと、やってみたいデザインをとりあえず書き出してました。
ゲーム系がやりたいのか、webがやりたいのか、そのほか大枠でカテゴリー分けする。
自分もこの書き出し作業をやって、ある程度方向性を絞れました。




ちなみに自分の方向性は
「スキルを上げる」
「絵を描く仕事」
「ストーリーのあるものを作りたい」
「世界観なども作っていけると楽しそう」などでした。

ここの目標立ては後の企業選びや、企業との面接時にも生きてくるので、カッチリやってみるといいと思います。

ポートフォリオ、作品集を作っていく


自分の作品集です。履歴書より大事です。

クリエイター系の転職・就職はこれが採用の8割ほどを占めると思います。
【何のデザインをやりたいのか考えて書き出してみる】の項目で書き出した、やってみたいデザインの方向性をふまえつつ、下記二つのタイプを参考に作成するといいと思います。



今まで絵や・何かのデザインをしてきた人
自分の作ってきたもので、
「これなら知らない人にも、まあ見せられる」というものを選んでいきましょう

違う事をやってきた。接客・営業など
「絵のストックとか無いよ」っていう人
ネットや本でデザインのチュートリアルが載っているものを見つけ、その通りに作業してみる。




ソフトはPhotoshopかIllustratorで作業しておけば割とどこでも通用します 。
Photoshopは今だと月980円位で使えます。
https://www.adobe.com/jp/products/photoshop.html

僕は当時、漫画やイラストを描いてましたが、技術的に乏しかったので、本屋でチュートリアルの本を買って、とりあえず色々作って面接用ポートフォリオを作成しました。
 

ポートフォリオはデザインの勉強にもなる

ポートフォリオを作っていく段階で、デザインの勉強にもなります。
上に書いた、チュートリアルを見ながら作成するだけでも基本的なPhotoshopなどのソフト操作を覚えられます。


ただ、ポートフォリオを作る事が目的にならないように注意です。
目的はあくまでも転職なので、ポートフォリオを完璧にしなければいけないといった考えは捨ててしまってOKです。

働きたいデザインの求人をピックアップし応募


転職サイトで自分の希望とするデザインの求人を検索しひたすらピックアップ。
サイトだと、求人内容をストックする機能がついていると思うので、
自分の書き出した方向性と希望の条件に近い企業を、とりあえずどんどんピックアップしていきます。


この際に、未経験者歓迎などついている所は、人柄やコミュニケーション能力で採用してくれるところもあるので、チェックしてみるといいと思います。

妥協点を決める


完璧な求人は、ほぼ無いと思います。

求人を出す側の企業もより即戦力の人や、幅広い人に応募してきてほしいので。どうしても条件が偏ったりしてしまいます。


異業種からの転職の場合は、上記した未経験者歓迎や、デザイン業務以外の条件で譲れないところを決めていくといいと思います。

僕は給料面と、残業が多すぎないのかをポイントにしました。

正社員でもいいし契約社員でも、派遣でもOK


雇用形態の部分ですね。
デザイナーとしてスキルアップをしたい、等であれば正直なんでもいいと思います。


正社員だとボーナス貰えるし、そういった面でもいいと思いますが、
ここの雇用形態を気にするよりも、

自分のやりたい仕事内容か?
譲れない条件を満たしているか?


を重視した方がいいです。

というのも、僕も販売職から派遣社員、そこから正社員になっていったので、
まず会社に入って技術や業界の事を覚えたりするほうが、雇用形態で悩むよりも結果的に自分のためになります。

一度技術などを現場で学んでしまえば、そこからキャリアアップや、独立する事もできるので、細かい条件で悩んでいる時間はもったいないです。

意外と接客業、営業の人は重宝される

コミュニケーションの部分です。
意外かもしれないですけど、接客とかしていた人は面接時に有利です。


デザイナーは、全員がそうではないですが、割とコミュニケーションの苦手な人が多いのも事実で、
多少技術的に劣っていても、コミュニケーションが円滑にできる人は、積極的に採用される事が多々あります。


理由は、プロジェクトを進めていくうえで、コミュニケーションができないと様々なトラブルが起こるからです。

ただ、デザイン上手くてコミュニケーションが得意な人は最強ですけど笑

面接時に多分聞かれること


ほぼ間違いなく、こちらの業界に来ようと思った理由は?
って聞かれます。


この時に、方向性や目標立てをした部分から返していくのが良いと思います。
自分は「世界観を作る事に参加してみたい」とかそんな事を言ってました。
今思えばよく通ったなと思います笑

もし、落ちてしまった場合は…


その場合でも大丈夫です。
また、ポートフォリオを改善=デザインのスキル上げをしていくだけです。


ちなみに僕は一度受かった会社から、本当にすいませんがやはりキャンセルで、と言われたことがあります笑


その時は、新しく入る人が被ってしまったそうです。


自分的に「ここは今回の面接ダメだったなー」「ポートフォリオをもっと多くしてみよう」
など改善できるところを都度、考えて行動していきましょう。

まとめ


今回書いた内容は、僕の転職活動も踏まえた、別業種からの転職ではこうすると良い的なものです。


今はTwitterで募集している企業もあるので、そこを活用してみるのもいいんじゃないかと思います。
僕はやったことないので何とも言えませんが。。


ざっと書いていきましたが、書ききれていないこともたくさんあるので、
今後も転職系の話題はいくつか書いてみようと思います。


自分の過去のポートフォリオとかを晒すのもやってみたいです。


それでは、転職・就活される方はファイトです!
最後まで読んでいただき有難うございました。