仕事が辛くて辞めたい。大事なのは自分、会社の人は所詮他人



こんにちは、まぺろにです。
映像制作会社のデザイナーをしています。

今回は仕事が辛い、そして辞めたいと思っている方に向けて記事を書きました。
かくいう自分も、1~2年ほど前に

まぺろに

もう嫌だ、辞めたい。消えたい。



と思っていたことがあります。


今、仕事が辛くて辞めたいと思っている人に向けて、どうすればいいのかを自分の体験も踏まえたうえで記載しました。

辞めたいときは辞めて良い

まず前提として、仕事を辞めたいと思ったときは辞めてしまって全然OKという事です。

それは、何故かというと「仕事上の代わりの人員はいくらでもいる」からです。

なので、無理をして体やメンタルを壊すまで頑張る必要はないんです。
誤解をしてほしくないのは、自分に価値がないという事ではなく、仕事のポジションは他の人にも務まるという事です。


スポーツに例えるとわかりやすいです。サッカーや野球でもフィールドに出ている人だけが選手なわけではなく、フィールドの選手が疲れたり故障してしまったときのために、ベンチで他の選手が待機しています。

そして、個々の能力に違いは有れども、試合を進めていくことは十二分にできます。

辞めたい理由を考える



辞めたいと思っているときにまず考えるべきは、自分はなんで辞めたいと思っているのか?という事を考えることです。

何故わざわざ辞めたい理由を考えなきゃいけないのか?
それは、今の仕事を辞めて、次のアクションをとるときの行動の指針になるからです。

例えば
人間関係がつらい
仕事の量が多い
残業、休日出勤が多い


ここで、考えた辞めるべき理由を次のアクションに活かせば、同じような部分で悩む確率が少なくなります。

自分は一人しかいない



仕事上の「ポジション」はいくらでも代えはききますが、自分自身は一人しかいません。
自分の人生の交代選手はいないんです。

仕事がつらくて、体を壊してしまったり、メンタルを壊してしまったらそこで止まってしまいます。


体やメンタルを治すのに時間やお金がとられてしまい、自分がチャレンジしてみたかったことができなくなってしまう可能性だってあります。

でも家族がいる場合は…?



自分の友人に、奥さんと子供がいる中で、仕事を辞めた人がいます。

彼は管理職でしたが、職場の人間関係や、お客さんからのクレームに
耐えかねて仕事を辞めました。

奥さんとは相談したうえで、手当てをもらったり、実家に頼ったりして経済面はしのいでいたそうです。

彼とは頻繁に会う間柄ではなかったですが、久しぶりに会っても目がうつろだったり、会話している中でもどこか心がここにない感じがしていましたし、なにより笑うことが無くなっていました。

仕事を辞めた彼は、転職して別業種に移りましたが、一目見てわかるぐらい、元の友人に戻っていっています。


なので、もし家族がいる場合はちゃんと話してみるという事が大事だと思います。

まぺろにの場合



さて、僕も同じく、仕事で体調を崩した人の一人です。

自分の場合は、映像制作のデザイナーをしていますが、割となんでもそつなくこなせてしまう所があります。
しかし、この何でもこなせてしまう人というのは、実は会社における場合マイナスに働くことも大いにあります。


なんでもこなせる、イコール「この人に任せておけばOK」という風潮ができてしまいます。
明らかに個人のキャパオーバーの事や、自分がやるべきではない事までも任されてしまいます。
上手く断ることができる人ならいいですが、僕は引き受けてしまうことが多いため、結果的に自分で抱え込みパンクしてしまいます。

他の人に頼ろうにも、他の人のスキルでは明らかに作業できないものは他人にも任せられません。


極めつけは自分の性格です。

まぺろに

もっとうまくできるはずだ

まぺろに

なんであの人にはできて自分にはできないのか

まぺろに

全く才能無いな自分…



といった自責グセがかなり強く。
その結果、上で書いた友人と同じように、自分もメンタルと体を壊しました。

毎日毎日

まぺろに

ああ、もう辞めたい。消えたい。

と思っていました。

一度メンタルが悪くなると悪循環に陥る



メンタルの場合はさらに悪循環が起きます。
メンタルが悪くなると、生活習慣にも影響が出ることです。

まぺろに

なんだか今日はもう疲れた
起き上がりたくない


といって一日中寝ていたり、なぜか健康診断では問題がないのに、おなかがずっとギュルギュルなっています。
さらには突然息苦しくなることもありました。

こうなってしまうと、人と会うのが嫌になり、会社だけではなく友達とも疎遠になっていきます。
実際、自分がメンタル的に沈みまくっていた時は、友達との遊びを毎回ドタキャンしていました。

「急に仕事が入った」「体調悪いからいけない。。すまん」というのは当時の自分の口癖になっていました。

こうならないためにも、今、本当に仕事でメンタルと体が消耗しきっているのなら辞めるという選択肢は十分すぎるほどに有りです。

もし、どうしても辞められないなら?



仕事や自身の都合で本当にどうしても仕事が辞められない人もいると思います。

かくいう自分も今の会社は、ブラックではないものの、どうしても体調がすぐれない期間が長く続いたため次の策に出ました。



「わがままになる」

わがままにも「これはやりたくない!」「こうしたい!」ということをしっかり会社の人たちに伝えるようにしました。(言い方はもちろん気を付けてますが)

この自分の意見を通すという事は思いのほか効果を発揮します。
今までは、仕事を断れなかったため「本当はやりたくない」という感情が抑圧されて、体に支障をきたしていましたが、それが徐々に解消されてきています。


時事的なもので、在宅勤務も自分は延長したいと伝えました。
通勤電車や人の多いオフィスがストレスに感じていたため、それが解消されれば、自身への負担もより少なくなると考えたからです。


これを読んでいる方で、もしどうしても会社を辞められないのであれば、自分の意見を一度はっきりと通してみることが大切です。

もしこれで何か言われるようなら、その程度の会社です。

まとめ

本当につらいときは逃げるのも戦略のうちです。

逃げるが勝ちとも言いますが、自分の人生が崩れそうになるような物事に対して真っ向から抗わなくていいんです。一度逃げて、そこから回復させていけば大丈夫です。

あと誰かに相談する際に、そんなことぐらいみんな経験してるよとか言われたとしても、自分の気持ちの方を大切にしましょう。

自分が一番大切という心持は今の時代必要なことです。


それでは最後まで読んでいただき有難うございました。